「走るSUV」燃費重視ならこれ!低燃費SUVの選び方とTOP10【2026年最新】

走るSUVランキング

SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は、大きめの車体や四輪駆動といった特性のために「燃費が犠牲になる」というイメージを持たれがちです。

しかし近年はハイブリッド技術や軽量化、シリーズハイブリッド・e-POWERなどの新しい駆動方式、WLTCモードなどの実際の使用に近づけたモード測定の普及などにより、「燃費の良いSUV」が続々と登場しています。

本記事では、まず燃費重視でSUVを選ぶべき理由とその基準を整理し、2025年時点で特におすすめのモデルをランキング形式で紹介します。

さらに、SUVならではの特徴や、さらに燃費を向上させるための運転・維持方法も詳しく取り上げます。これを読めば、燃費性能を重視しながらも満足できるSUV選びができるようになります。

目次

燃費の良いSUVの選び方と基準

燃費の良いSUV選びでは、WLTCモードで25km/L以上のハイブリッドモデルを基準に、実燃費20km/L超を目安としつつ用途(街乗り/高速/オフロード)を考慮します。以下で詳しく纏めてみました。

燃費の良いSUV

燃費性能を確認するためのポイント

燃費の良いSUVを選択するにあたって確認すべき具体的な基準がいくつかあります。まず「WLTCモード」など、現在日本で主に使われている燃費測定モードの数値をチェックすること。これは実際の走行に近いモードなので、カタログの数字とのギャップが小さく、実用性が高いです。

次に、車両重量・駆動方式(2WD/4WD)・タイヤのサイズ・エンジンの種類(ガソリン・ハイブリッド・PHEVなど)を見比べること。これらは燃費に直接影響します。

さらに、実燃費のレビュー・ユーザー報告も参考にするのが良いでしょう。最後に、維持費(燃料以外の点検・税金・保険など)と車両価格を含めたライフサイクルコストで判断することが、本当に「燃費が良い」=コストパフォーマンスの良いSUVを選ぶ鍵になります。

WLTCモードとは

WLTCモードとは

WLTCモードとは、「Worldwide Harmonized Light Vehicles Test Cycle(世界統一軽自動車試験サイクル)」の略で、日本を含む世界各国で使われている自動車の燃費・排出ガス測定方法のひとつです。

PHEVとは

PHEV(プラグインハイブリッド車)は、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車に、大容量バッテリーと外部充電機能を備えた自動車です。

家庭用コンセントや充電スタンドから直接バッテリーに充電できるため、短距離走行では電気自動車のようにエンジンを使わず走行でき、静かで環境負荷が少ないのが特徴です。

長距離走行やバッテリー残量が減った際にはガソリンエンジンも利用できるため、電欠の不安がなく利便性が高い点がメリットです。燃費性能に優れ、環境への配慮と実用性を兼ね備えた次世代のエコカーとして注目されています。

2025年版!燃費の良いSUVランキングTOP10

以下は、2025年時点で燃費性能・実用性のバランスが良いSUVモデルをピックアップしたランキングです。実際の燃費はグレードや駆動方式によって変動します。

トヨタ ヤリスクロス

ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロスは、2026年現在コンパクトSUV市場で燃費トップクラスのハイブリッドモデルで、WLTCモード30.8km/L(FF)、実燃費22-25km/Lを誇り、ジムニーシエラ(実燃費11-13km/L)と比較して街乗り・高速で圧倒的優位性を持ちます。

2026年2月改良版では上級グレード(Z/GR Sport)に10.5インチディスプレイオーディオ、ETC2.0、ドアミラーヒーターが標準化され、特別仕様車「Z URBANO」(299万円〜)も追加。全長4,180mmの扱いやすいサイズで室内390L、AC100V/1500W外電源を備え、ファミリー層に最適です。

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、2026年現在コンパクトSUV市場でヤリスクロスと並ぶ燃費王者(e:HEVモデルWLTCモード26.0km/L、実燃費20-23km/L)で、ジムニーシエラ(11-13km/L)より街乗り・高速で倍近い効率を発揮します。

最新モデルでは新グレード「e:HEV RS」(FF 374.8万円〜、4WD 396.8万円)が追加され、全高を1545mmに抑えて機械式駐車場対応、RS専用ローダウンサス+18インチアルミでスポーティ走行を実現。価格帯はガソリン275.8万円〜、e:HEV 299.8万円〜391.9万円で、センタータンクレイアウトによる広々室内(荷室390L)と先進安全装備がファミリーに最適です。

マツダ CX‑30

マツダCX-30

マツダ CX-30は、2026年現在マツダの人気コンパクトSUVで、ディーゼル「XD」(WLTC 20.2km/L、実燃費18-21km/L)とガソリン「20S」(16.2km/L、実燃費14-17km/L)、新「e-SKYACTIV G」マイルドハイブリッドをラインナップ。

ヤリスクロス(30.8km/L)・ヴェゼル(26.0km/L)と比べディーゼルが燃費で競合し、軽油安(170円/L)で年間燃料費ほぼ互角ながら、CX-30の強みは「走りの楽しさ」(低重心+直4エンジン自然吸気)とプレミアム内装。全長4,395mm・室内広さ(荷室430L)でファミリー対応、価格268-380万円台で中古相場200-320万円とリセール良好です。

日産 キックス

日産キックス

日産 キックスは、2026年新型e-POWER搭載コンパクトSUVで、WLTC燃費22.5km/L(実燃費18-21km/L)とヤリスクロス・ヴェゼルに肉薄し、ジムニーシエラ(11-13km/L)より街乗り効率が抜群です。​

全長4,310mm・全幅1,760mmのボディにVモーショングリル・LEDヘッドライトを採用、12.3インチインフォテインメント・ProPILOT全車標準で先進装備充実。価格約250-330万円予想で、後席広々・荷室432L、電動パーキングブレーキ標準化がファミリー層に支持されます。

レクサス UX

レクサスUXシリーズ

レクサス UXは、2026年現在プレミアムコンパクトSUVの定番で、ハイブリッド「UX300h」(WLTCモード23.4-26.3km/L、実燃費20-24km/L)が主力となり、ヤリスクロス・ヴェゼルと並ぶ燃費優秀モデルです。​

全長4,495mm・全幅1,865mmのスタイリッシュボディに高級レクサスインテリア(本革シート・14インチディスプレイ)、E-Four電子制御AWDを搭載し、価格378万円〜500万円台で静粛性・ハンドリングが魅力。荷室367Lとコンパクトながら、後席快適で都市型プレミアム志向に最適です。

トヨタ RAV4

トヨタラヴフォー

トヨタ RAV4は、2026年現在ミドルサイズSUVの定番で、新型6代目(2025年12月発売)がHEV(ハイブリッド、WLTC 22.5km/L、実燃費18-20km/L)とPHEV(2025年度内発売、EV航続60km以上)をラインアップし、ジムニーシエラ(11-13km/L)より実用燃費で優位です。

全長4,600mm・全幅1,855mmの扱いやすいサイズに荷室749L、E-Four電子4WD、Areneソフトウェアプラットフォームを初採用し、先進安全装備・12.3インチディスプレイが充実。価格450-490万円(Z/Adventure)でGR Sport(320ps PHEV、4645mm)も控え、ファミリー・アウトドア両用に最適です。

スズキ ハスラー

スズキハスラー

スズキ ハスラーは、2026年現在軽SUV市場のトップセラーで、全長3,395mm・全幅1,475mmの超コンパクトボディにマイルドハイブリッドを全車標準搭載し、WLTCモード25.0km/L(実燃費20-23km/L)とジムニーシエラ(11-13km/L)の約2倍の効率を誇ります。

660cc NA(49ps)またはターボ(64ps)+モーターアシストで街乗り軽快、室内広々(後席スライド可能)、タフワイルド仕様でアウトドア仕様も充実。価格138-190万円台と維持費安価(自動車税1万円未満)で、ヤリスクロスらコンパクトSUVの軽量代替としてファミリー・シニア層に大人気です。

フォルクスワーゲン T‑Roc

VolksWargen T-Roc

フォルクスワーゲン T-Rocは、日本で人気の輸入コンパクトSUVで、全長4,240mm・全幅1,825mmの扱いやすいサイズにディーゼル「TDI」(2.0Lターボ、150ps、燃費WLTC20km/L、実燃費17-20km/L)またはガソリン「TSI」(1.5Lターボ、150ps、17km/L前後)を搭載し、ジムニーシエラ(11-13km/L)より街乗り・高速で優れた効率を発揮します。

広々荷室445L、Travel Assist(全車速ACC+レーンキープ)、R-Line特別仕様車でスポーティ内装が魅力。価格350-450万円台と輸入車ながらコスパ良く、4MOTION(4WD)モデルも選択可能でファミリー・プレミアム志向に支持されます。

三菱 OUTLANDER PHEV

三菱アウトランダー

三菱 アウトランダーPHEVは、2026年モデルでPHEVシステムが大幅進化し、バッテリー容量22.7kWhに増強、EV航続距離102-106km(WLTCモード)、システム出力300psとジムニーシエラ(13.6km/L)とは次元の違う超低燃費SUVです。

2.4Lエンジン+ツインモーター4WD(S-AWC)、ガソリン満タン+フル充電で総航続1,000km超、急速充電80%まで約32分と実用性抜群。全長4,710mm・荷室容量広々(3列シートオプション)、ヤマハ開発オーディオや12.3インチディスプレイを全車標準に、価格500-680万円台(BLACK Edition特別仕様車も登場)でプレミアム志向。

BMW X1

BMW‐X1

BMW X1は、2026年現在プレミアムコンパクトSUVのベンチマークで、日本仕様は「sDrive18i」(1.5Lターボ156ps、燃費WLTC16.1km/L、実燃費13-15km/L)と「xDrive20d」(2.0Lディーゼル150ps、18.1km/L、実燃費16-18km/L)が主力。

全長4,500mm・全幅1,845mmのキドニーグリル刷新デザインに14インチカーブドディスプレイ、iDrive 9、Travel Assistを標準装備し、荷室540L、後席スライド可能で実用性抜群。価格557万円〜808万円(M35i xDrive)と輸入車ながらコスパ良く、xDrive(AWD)モデルがオフロード軽度対応でジムニーシエラ代替としても注目されます。

燃費の良いSUVの特徴とメリット

ハイブリッドSUVの利点

ハイブリッドSUV

ハイブリッドSUVとは、ガソリンエンジン+電動モーターを組み合わせた駆動方式を持つSUVです。発進時や低速巡航時など、モーター駆動が主になる状況でエンジンを停止できるため、そのぶん燃料消費を抑えられます。

また回生ブレーキを活用し、ブレーキ時の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収してバッテリーを充電できるので、無駄が少ない設計です。

さらに、ハイブリッド車はアイドリングストップ機能やエンジンの最適制御(エンジン回転数・点火タイミングなど)も高度になっていることが多く、走行条件によってはガソリン車を大きく上回る燃費性能を発揮します。

初期費用はやや高くなりがちですが、燃料コスト・税制優遇・補助金などを含めたトータルコストで見れば十分元が取れるケースが多いです。

軽量ボディがもたらす燃費向上

軽量ボディ

車体重量は燃費に直結します。SUVのような車高が高く重めの車は重量が増えることで慣性が大きくなり、発進・加速時にエネルギーを余分に使います。そこで、軽量素材の使用、シャシーや車体構造の最適化、ホイールやタイヤの軽量化などが燃費改善に効きます。

また車体が軽くなるということは、エンジンにかかる負荷も減少するため、燃費だけでなくブレーキ・サスペンションなどの耐久性やメンテナンスコストにも良い影響を与えることがあります。

軽量車はコーナーリングや走行のレスポンスにも優れ、ドライバーの扱いやすさという点でもメリットがあります。

燃費をさらに向上させるための運転テクニック

エコドライブ

エコドライブの基本

エコドライブとは、「急発進・急ブレーキを避ける」「ゆったりとした加速を心がける」「定速走行を保つ」「無駄なアイドリングを減らす」など、運転操作を燃費重視にすることです。

具体的には、発進の際はアクセルを一定に踏み込み過ぎないようにし、シフトアップ(ATなら早めのギアチェンジ)を意識すること。

また高速道路では、車間を一定にして滑らかな流れに乗ること、エンジン回転数の上げ過ぎを抑えることが有効です。さらに、タイヤの空気圧チェックも忘れずに、指定値より低いと転がり抵抗が増えて燃費が悪くなります。

定期的なメンテナンスの重要性

定期メンテナンス

燃費を良い状態で保つためには、車両のメンテナンスが欠かせません。エンジンオイルの交換、エアフィルターや燃料フィルターの清掃・交換、スパークプラグの点検、タイヤのローテーションやアライメント調整などを定期的に行うこと。

これらが劣化すると燃焼効率が落ちたり、摩擦抵抗が増えたりして燃費に悪影響を与えます。また、車載重量が大きい荷物を不要に積まない、ルーフキャリアを外して風の抵抗を減らすなどの「軽量化」と「空気抵抗低減」も意識すると良いです。

まとめ

燃費の良いSUVを選ぶには、まず「燃費を重視する理由と目的」を明確にし、それに見合った基準(測定モード・駆動方式・車重・実燃費など)で比較することが重要です。

2025年現在、ヤリスクロス、ヴェゼル、アウトランダーPHEVなどが特に燃費の良さで注目されています。特徴としては、ハイブリッドやプラグインハイブリッドの採用、軽量ボディ設計、燃費性能を実用域で発揮できる構造が挙げられます。

加えて、運転方法やメンテナンスなどちょっとした工夫で燃費はさらに改善します。燃費性能だけに囚われず、自分の使い方(通勤・街乗り・アウトドアなど)や予算・維持コストを合わせて、最適なSUVを選びましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

withランクルでは、ランクル好き編集部によるランクル専門ポータルサイトです。
ランドクルーザーの最新モデルから中古車情報、盗難対策、維持費の実態など、オーナーに役立つ実用的な情報を網羅的に発信。
ランクル経験豊富な編集部が信頼性の高いデータをもとに解説、購入検討中の方から既存オーナーまで、全てのランクス好きのお悩み・疑問を解消します!

目次