車の盗難に備える!人気カーセキュリティ製品&選び方のすべて

人気カーセキュリティーブランドYupiteru

近年、スマートキーを狙った車両盗難手口が巧妙化しており、カーセキュリティの役割はますます重要になっています。

本記事では、人気ブランドYupiteru(ユピテル)の上位シリーズ3製品(Panthera、Grgo、Argus D1)に焦点を当て、それぞれの製品の魅力と選び方、導入のポイントを専門家の視点でやさしく解説します。

カーセキュリティー用品
目次

カーセキュリティの選び方とポイント

盗難対策グッズの種類と特徴

  • イモビライザー系(Argus D1含む): エンジン始動できないようにするシンプルで高効果な方式。
  • アラーム・センサー系(Grgo・Panthera): 衝撃や侵入を検知し、車外に警報を発することで抑止を狙います。

物理的ロックタイプと電気的乗り逃げ防止タイプの違い

物理的ロック(ハンドルロック等)は侵入時間を引き延ばす拠点型防御。

一方、電気的制御(イモビライザーやCAN‑BUS遮断)は鍵操作段階から車両始動を封じるため、より根本的な防止策になります。

リレーアタック対策の重要性

スマートキーの電波を中継して解錠・始動するリレーアタックには、CAN‑BUS連携やイモビライザーで対抗できます。Argus D1やPanthera/Grgoの高機能モデルは、このリスクに対して強力に作用します。

自動車盗難の現状と手口

車の盗難の手口

最近の車両盗難の手口

最新の盗難手口には、①キーエミュレーター(信号の解析・複製)、②リレーアタック、③CAN‑BUS侵入(コードグラバー)、④強制エンジン操作などが挙げられます。

2024年以降は、特に「ゲームボーイ」と呼ばれるキーエミュレーターが多用され始めています。

以下に詳しい記事をご紹介いたしますので、是非ご覧ください。

盗難防止装置の機能と効果

  • エンジン始動防止:Argus D1などが不正操作を3段階で検知し、始動を阻止します。
  • 警報・録画連携:衝撃センサーやマイクロ波センサー+ドラレコによって、車両に近づく手前で証拠を残し抑止力を高めます。

カー用品ブランドYupiteru(ユピテル)

Yupiteruは日本国内メーカーで、特にArgus D1(アルゴスD1)が注目されています。

2023年発売で、CANインベーダー、リレーアタック、コードグラバー、キーエミュレーター(通称ゲームボーイ)など最新窃盗手口に対応

独立型セキュリティで不正エンジン操作を検知し、エンジン始動そのものを無効化する機能を備えています。

価格は基本セット約11〜12万円(取付工賃別)と、数ある高機能モデルの中でも比較的リーズナブル

ユーザーからは「高性能・純国産・使いやすい」の声が多数寄せられています。

Panthera(パンテーラ)シリーズの特徴

Panthera(パンテーラ)シリーズは、日本最高峰のカーセキュリティとして、最新の盗難手口にも対応する先進機能を多数搭載しています。

まず、純正スマートキーの電波を悪用する「リレーアタック」や車両の内部システムを乗っ取る「CANインベンター」から車を守るセキュリティ構造を備えており、非常に精巧で巧妙な盗難方法にも万全の防御力を発揮します。

続いて注目すべきは、「トリプルゾーン」&「スーパーアルゴリズムプログラミング」。トリプルゾーンとは、警告・警報感度を“超高感度+通常感度+低感度”の3段階で制御する技術です。

それにより、マイクロ波センサー接近後にショックセンサーが反応する合理的なプロセスを実現し、誤作動を抑えながら真の異常のみを検知します。

全モデル共通で、2ポイントイモビライザを搭載していることも大きな特徴です。エンジン始動を二重に阻止することで、防犯性能をさらに高めています。

また、ラインアップは「Z106」「Z306」「Z706」の3モデルで展開されており、用途や予算に応じた選択が可能です。

Z706はフルオプション装備のハイエンドモデルで、記録的な113dBサイレンやバックアップサイレン、各種センサーを完備。Z306はIRセンサーや傾斜センサーが標準装備、Z106でも基本的なセキュリティ機能を網羅しています。

さらに、全機種が特定小電力無線(リモコン)やVAS・IMB技術基準にも適合。安心して長期間使用できるカーセキュリティ環境を提供します。

これらの革新技術と多彩なラインアップにより、Pantheraシリーズは「愛車を確実に守りたい」方に最適な選択肢となっています。

その他の車の盗難対策については、こちらの記事もチェックしてみてください。

Grgo(ゴルゴ)シリーズの魅力

Grgo(ゴルゴ)シリーズは、その高性能と充実した操作性でカーセキュリティの新基準を打ち立てます。純正スマートキー連動モデルや1WAYリモコンモデルなど、ラインナップに応じた多様な操作環境をサポート。

純正キーをそのまま使用しながら「リレーアタック」対策となるスマートXross機能や不正アンロック検知を搭載し、手軽さと安全性を兼ね備えています。

全モデル共通の特徴として、リモコンに搭載された「フルカラー有機ELディスプレイ」とアニメーション表示により警戒情報や異常発生時の状況を視覚的に知らせるため見やすく、誤作動を抑えた精度の高いアラートを実現。

また、5ボタンによる直感的な操作が可能で、「メニュー表示形式」で高度な機能も簡単に操作できるのは大きな魅力です。

Grgo ZVⅡ/ZVTⅡなどの上位モデルには、ショック・トリプル・傾斜・IRなど多彩なセンサーやバックアップサイレン、ドライブレコーダー連動機能をオプションで装備可能。

特に、警告・警報時にドライブレコーダーで録画を開始することで、不審者の行動を映像で記録できる点は防犯性能をさらに高めています。

マナーモード対応のバイブレータ通知も装備し、サイレント環境でも異常を逃しません 。さらに、複数の警戒モード(ARM1・2・3)を駐車環境に合わせて設定できるため、自宅・夜間・立体駐車場といったシーン別に最適な警戒設計が可能です。

防犯技術のみならず、電池残量表示やバレーモード、緊急解除機能、オートアーム/イモビライザー連携など、細部にわたるユーザー視点の工夫も充実。

Grgoシリーズは、実用性と安心感を兼ね備えた、「使いやすく高機能」なカーセキュリティとして強くおすすめできる選択肢です。

その他の車の盗難対策については、こちらの記事もチェックしてみてください。

ArgusD1(アルゴス)の機能と利点

Argus D1(アルゴス)は、日本国内で急増する巧妙な盗難手口(CANインベーダー、リレーアタック、コードグラバーなど)に対し、低価格ながら高い防御力を実現したカーセキュリティです。

独自開発のセキュリティ本体は車両システムから完全に独立し、不正なエンジン始動を根本から無効化。純正キーを模したツール(通称“ゲームボーイ”)による攻撃でも確実に作動します。

車両ドア、ブレーキペダル、イグニッション操作など、不正な動作を3段階で検知。

本体LEDとアンサーバックリモコンによる音・振動の通知で、遠くても即座に異常が把握できます。通知はユーザーが動作するまで繰り返される設計で、見逃しを徹底的に防ぎます。

また、Smart Xross機能により、純正スマートキーとの連携で操作不要の警戒開始/解除を実現し、日常利用時の使い勝手も抜群です。

さらに、アンサーバックリモコンにはフルカラー液晶表示やマナーモード対応の振動通知を搭載。

騒音環境でも静かに異常を知らせます。オプションでショックセンサーや、113dBのハイパワー/バックアップサイレン、マイクロ波式近接センサー、ドライブレコーダー連動機能も追加可能。

必要に応じたカスタマイズで、より強固な防御を構築できます。

国内設計の純国産モデルとして信頼性に優れ、リーズナブルな価格で提供されるArgus D1。特定車種(トヨタ/レクサスなど)に対応し、新車購入時のセキュリティ導入を手軽にする選択肢として最適です。

まとめ

人気のカーセキュリティ製品にはそれぞれ特徴があり、使用目的や車種によって適切な選択は異なります。

  • Argus D1は価格と機能のバランスが優れ、初心者にも導入しやすい設計
  • Grgo/Pantheraは高級車にふさわしい層厚いし、オプション豊富で高防御力

自動車盗難対策は「物理+電気+警報+録画」の多層防御が理想です。

本記事を参考に、ご自身のライフスタイルや車種に合ったシステムを選び、より安全なカーライフを実現してください。

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この記事を書いた人

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